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国立公園島根半島東端、松江市美保関町にある美保神社では、先日新年初の「えびす祭」が行われました。
毎月7日に行われる「七日えびす祭」に、福間館様よりこの度当堂特製「鯛最中」をご用命頂きました。
可愛らしくこぶりな紅白の鯛の最中種の中には、自家製の白餡と小豆餡がそれぞれ詰まってます。
毎月7日には、福間館様で限定販売にてお取り扱いいただいております。ぜひご利用ください。

美保関は車が発達する前は松江の海上交通の終点で、人の行き来がとても多かったそうです。
船(合同汽船)が現在のバスの様な役割を担い、またものの運搬用にも使われていたそうで、
当堂のお菓子も、昭和30年代ごろまでは、この合同汽船に揺られて美保関まで運ばれていました。
先日福間館の社長様に、「木箱でお菓子が来てたよ」とのお話を伺い、お菓子がそんな風に旅してたのかとびっくりしました。
その話を父にした所、「そうそう、松江大橋南詰の汽船乗り場(店舗すぐそば)から、ばんじゅう(運搬用のケース)で送られて(納品されて)いたわ。美保関航路はとても人の往来が多く、華やかだったよ」と、懐かしそうに話してくれました。

歴史の長い美保関が、福間館様との繋がりでとても身近に感じられる様になりました。
また是非、美保神社にお参りさせて頂きます。(内藤葉子)